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▼こぶ(後藤)さん、こんにちは
さっそくのご返事ありがとうございます。
> 問題は、「そこそこ」で勝てるのか、「究極」でないと話にもならないのかという部分です。
まさにこの部分ですね。
単独チームでのコンビネーションが「究極」に近いものだとして・・・
>>アテネ全日本女子(もしくは皆さんが選手選抜した全日本女子チーム)と、パイオニアレッドウィングス(フールマン抜き)やNECレッドロケッツとでは、はたしてどっちが強いでしょうか?
> 難しい問題ですね(笑)。両方に高橋・大友がいれば、おそらく全日本が7:3、6:4で有利でしょう。
・・・ということは、「そこそこ」程度のコンビであっても選抜型の方が強い程に、現在は有力選手が複数チームに散在しているということでしょうか。もちろんその方がVリーグは面白くなって良いのですが。それがVリーグの、ひいては選手個々のレベルアップに繋がることを期待したいです。
> 少なくても、単独型でやってきた背景は、そこにあります。全盛期の日立の目指していたのは、日本一ではありませんでした。世界一だったのです。
その頃のことを私は知らないのですが、当時の日立のメンバーは、たとえ単独型を想定しない全日本監督が選抜しても、日立メンバーそのままでもおかしくないくらい有力選手がそろっていたのでしょうか? それとも当時の監督が柳本さん“のような人”だったら、やっぱり選抜型になったでしょうか(選手の意識付けは別として)?
あるいはまた、日立の志の高さが選手のモチベーションにつながり、コンビが「究極」レベルに到達していたから日立単独が日本最強だったといえたのでしょうか?
> コンビに限らず、例えば、精神的なもの、意識レベルにしても、それぞれのチームの多くの選手は、世界で戦う意識ではやっていないので、その中で、全日本で選ばれる能力を持った選手であっても、必ずしも世界で戦う意識ではないのです。
以前よその掲示板で、かつての全日本監督が代表選手のモチベーションの低さをボヤいていたと書かれていたのを読みましたが、これも実に気になるところです。いろいろ想像してしまいますが、何なんでしょうね。例えば柳本さんが監督辞退を表明(※)するほど、実は協会やら周囲の方のモチベーションは上がっていないのかな?とか、あるいはVチームの親企業が「単独チームならいいけど、一部主力選手だけ供出するのは嫌だ」と言っててそれが選手の気持ちを萎えさせているとか?
(※柳本さん、受けたそうで)
> 企業スポーツの場合、どうしても、国内の大会の成績・評価がダイレクトにチーム運営に影響を与えます。諸外国に比べれば、非常にタイトな日程で、身体にも無理しなければ、全日本としての強化ができないわけです。
う〜ん、これどうなんでしょう。国内リーグ成績が経営に影響を及ぼすのはプロスポーツの方がより切実ではないかと(成績によって客の入りがだいぶ違います)。しかし、サッカーではJリーグと日本代表スケジュールが重複することもありますけれど、それでも何とかやっていますよね。
要は代表と国内リーグは両輪だという共通認識がちゃんとできているかどうかがポイントだと思うのですが、企業スポーツの親企業はチームを持つ目的がJチームとは違うんでしょうね。
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