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▼DORAさん、こんにちは。
>柳本さんが求めているのは、組織的にナショナルチームをサポートする環境と、
>選手の所属チームなどナショナルチームからみた外野からの干渉を排除してナ
>ショナルチームとして最善のチーム作りができる環境のようです。
たしかに、柳本さんの言い分は、理解できるところもあります。
特に、女子はかつての日本一チーム主体から、ある意味、柳本さんになって、初めて完全選抜制になりましたから、今までは所属チームがサポートできた部分が特に弱いのでしょうね。
>バレーは大半を監督など現場がやらねばならないのだとか。
これは、必ずしも日本だけの話ではないです。吉田氏が監督をしたアメリカナショナルチームでは、マネジメント能力も監督の能力の要素として、重視されていたとか。
年間予算が決まっていて、選手やスタッフのサラリー(給料)まで、監督の才覚で配分、その予算内でできる強化体制をとらなければならないのだそうです。
協力体制は必要ですけど、実際にマネジメントするのは、監督という意識は、おそらく、今の全日本にはないでしょうね。そのために、強化委員会という組織があります。(いい悪い派別にして)
>柳本さんの言葉では、「個人商店が株式会社に勝てるわけがなり」とか。
そこまでの違いはないだろ、と思いますが、十分にサポートできている組織や人的資源ではないのもたしかです。
>やはりバレー協会のトップ層の組織運営の能力が足りないということなのだと思います。
これは、そうなんでしょうね。
不思議なのは、サッカー協会は、トルシエの時には、何度も監督不信で、マスコミをにぎわせたのに、ジーコになってからは、ほとんど目立たなくなったことです。(今回のワールドカップ1次予選消化試合の選手起用で久々に意見が採り上げられましたけど)
強化委員会も、前田氏をはずしたという話もありますが、詳細はよくわかりません。
強化と普及というのは、スポーツの発展の二本柱ですから、各チームにとっても他人事ではないのですが、結果として、選手が疲弊してしまっているという面もありますから、各チームにとっても難しい問題で、そのあたりのケアも含めた組織的な対応が求められるところだと思います。
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