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「プレーヤー」会議室にしようか迷いましたが、こちらでお願いいたします。
100Q入魂「Q&A11」にも解説されているとおり、ディフェンスとはブロックとレシーブの総合力である、と。ブロックの出来がよければディグも助かるだろうということは、観戦だけのファンである私にも理解できます。たとえ止めたりワンタッチできたりしなくても、きちんとした壁を作れればスパイクコースも限定されるのでしょう。
さて、今般のワールドグランプリ大会の全日本チーム(見たのはテレビでの3試合だけですが)は、去年の全日本チームと比較してみると、柳本監督が掲げる「変化とスピード」というテーマのとおり、多彩な攻撃を発揮しているようです。それを支えているのがレシーブで、特に櫻井さんや菅山さんあたりがとても良くて、それが多彩な攻撃に結びついているのだろうと思いました。
で、ここで前段に書いたことを思い出してみると、もちろんレシーバー自身のパフォーマンスも素晴らしいですけれど、ブロックがまた良いのではないか?と思ったところです。具体的には、オポジットに前年までの高橋さんに代わり大友さんが入ったところがミソなのではないかと。ローテーションの半分だけであっても、ミドルブロッカー(宝来さん/杉山さん)と大友さんが並んでブロックするのはかなり効果的なように思いました。
前年チームより平均身長は低くなったらしいですが、ミドルブロッカーとオポジットだけで見れば(というのも強引かも知れませんが)逆に高くなっており、これがアウトサイドプレーヤーのディグをかなり(「かなり」というのも漠然としていますが)助けているのではないかと思うのですが、如何でしょうか?
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