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みなさん、こんにちは。
その後いくつか新聞記事を見かけましたが、協会への不信感というより強化体制への不満が大きいようですね。
柳本さんが求めているのは、組織的にナショナルチームをサポートする環境と、選手の所属チームなどナショナルチームからみた外野からの干渉を排除してナショナルチームとして最善のチーム作りができる環境のようです。
柔道や水泳など今夏の五輪でメダルを量産した競技団体のナショナルチームのサポート体制を見聞きしたところ、多くのことを専門家が分業体制でバックアップしているのがよくわかったそうで、それに比べるとバレーは大半を監督など現場がやらねばならないのだとか。
柳本さんの言葉では、「個人商店が株式会社に勝てるわけがなり」とか。
確かにそうですね。もちろん、専門家の集団が個別に専門分野ごとにサポートするのであればそれらを統括する体制も必要になります。そういう意味で、昔からバレー協会は組織として弱かったように思います。
選手の強化の前に、もっと協会に組織として成熟してもらう必要があるのかもしれませんね。
誤解されたくないのですが、個々の協会の人たちが努力をしていないというつもりはまったくありません。個々の人々が最善を尽くしているということと、組織として最高のパフォーマンスを出しているということとは別の次元の話ですから、この場合はやはりバレー協会のトップ層の組織運営の能力が足りないということなのだと思います。
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